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2017年9月19日 法律 ,

離婚と財産と相続の話

私の母は長いことガンと闘っていました。

闘っていたと言っても長期で入院退院を繰り返すという事はなく、家でのんびり旅行に行ったり、観劇を見に行ったりその合間にたまに病院に行って抗がん剤を打ってもらうと行った感じで全然普通に元気に過ごしていました。

それが、定期検診で肺に水がたまっていると診断され、それを抜く治療をするために入院する事になると急激に病状が悪化し、最後は脳髄膜に転移して入院から3ヶ月で亡くなりました。

私は、母がガンだとわかってはいましたが、つい数ヶ月前まで元気にしていた母がそんな急に死んでしまうなんて思ってもいなかったのです。入院している時も日増しに顔色が悪くなっていっても、きっと良くなってウチに帰って来ると思っていました。

幸い、最後を看取ることが出来ましたが、ここからが本番でした。

母が息をひきとると、気まずそうに看護婦さんに「ご家族は他に呼ばれますか?」と聞かれ、姉はいるけど姉とは音信不通で直ぐには連絡がつかないし、父と母はとっくに離婚しているいるので呼ぶ義理もないので特に大丈夫ですと答えると、更に「葬儀屋さんは自分で手配するのと病院で手配するのとでは病院に滞在できる時間が変わりますがどうされますか?」と申し訳なさそうに聞かれました。

『時間が違うってどういう事?』と思いつつも、母が亡くなったショックで何も考えられず、とうてい自分で手配できる気もしなかったので、高くつくと思いながらも病院にお任せする事にしました。

父の事についてもう一つの懸念があり、それは母が実家から相続していた浜松の土地や財産事でした。

しかし、葬儀後にすぐわかった事ですが、浜松の相続の件は事前に母と叔父が静岡市内の司法書士にお願いして遺言書を作成していたのです。

その財産を巡って離婚後も何度かトラブルになっていたため、母は法的にキッチリとその問題を解決してこの世を去ったという事がわかったのでした。